利用シーン

デジタル設計技術の活用方法は無限大。

設計業務で役立つ使い方の一部をご紹介。

 

例1:法規を視認しながらボリュームスタディ

3D画面上で各種斜線、延焼ラインなど、建蔽率、容積率など

法規を目視しながら、その場でボリュームスタディができます。

意思決定者も交え、条件と案を視覚化することで、スタディのプロセスを明確化し、スタディの時間と、社内の打ち合わせを大幅に短縮できます。

できた3Dモデルは、スチペやスタイロでの模型作りの型紙にもなります。

(ユニット数目安:1 規模、内容により変動)

 

例2:多くの案を素早くスタディ

プログラミングを組み合わせた3Dモデルでは、モデルを組み立てる数値を変更することで、膨大な数の形状を生み出せます。

延床や最高高さなど、変化する諸条件も表示させることで、意匠と法規を同時に確認しながら、案を選ぶことができるため、迅速なスタディができます。

世界的に環境問題は大きな課題です。日本の建築業界も建築物省エネ法の改正もあり、環境への関心が高まっていると思います。
建物の環境性能は建物の大枠のデザインにより多くの部分が決まるといわれます。

また、クライアントの環境への意識により一層高まると考えられます。

環境条件を視覚化し初期スタディに役立てることで、建物の環境的パフォーマンスを底上げしてみなせんか。

例3:環境の影響を視認しながらスタディ

例4:平面立面断面だけでは見えない整合性を確認

平面が不整形、曲面がある。直角でないで出隅、入隅など、図面や模型だけでは見えないところもしばしば。プロジェクトの進捗に応じた詳細度でモデリングすることで、2Dや模型での検証では時間のかかる検証を短時間で行えます。

例5:相談しながら案を決定→すぐに図面化

 

従来、デザインをギリギリまで変更するため、確認申請直前に3面図の制作に慌てることも。

デジタル設計ならWeb会議でデザインを微調整、その場ですぐに図面の元データをお渡しできます。

確認申請用には寸法と文字を入れて提出できます。

例6:AIを使って最適解を探す

 

AI(遺伝的アルゴリズム)を利用し、数千数万もの選択肢から、最適なデザインを見つけます。

映像は自由曲線の平面形状の保育園を想定。年齢と収容人数から求められる必要面積をすべての部屋が満たすためAIを利用しました。

手作業では人が分割位置を移動→面積を計測→再度移動→計測を繰り返します。このプロセスをAIに置き換えることで、設計の圧倒的な省力化が実現できました。

例7:VRを使ったプレゼンテーション

 

設計者の頭で思い描く空間や体験をクライアントに伝えたい。

実際に設計している建物のスケール感とデザインがマッチしているか確認したい。

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